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2008年9月 4日 (木)

柚野と寺

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三澤寺道場の窓から見える柚野(ゆの)の風景です。

富士郡芝川町の北部にある山に囲まれた盆地を柚野といいます。窓からは段々畑ならぬ「段々田んぼ」が正面にあって、その真ん中には自動車が何とか通れる細い道が一本見えます。この道は昔々、電気も自動車も無かったはるか昔からある道で通称「みのぶ道」と呼ばれている古い街道の一つです。鎌倉にまだ幕府があった鎌倉時代に鎌倉から山梨県身延町にある身延山久遠寺(みのぶさん くおんじ)という大きなお寺に参拝するための道だったので、この道沿いには柚野だけでも、三澤寺、正法寺、興徳寺、妙泉寺などお寺がたくさんあります。

 お寺はココロの勉強や、生き方を学ぶところですがその教科書、「お経」にはこんなことが説かれています。「よく煩悩(ぼんのう)を覚悟し、よろしく歓喜心(かんぎしん)を発(ほっ)すべし」。つまり、「人生には挫折(ざせつ)や悩みがつきものだと認識できれば、どんな逆境(ぎゃっきょう)に直面しても楽観的な態度を保つことができる」ということですが、社会においても学校や家庭でも何もかもが自分の思い通りにいく訳ではありません。そんな状況が重なると人生がイヤになってしまいます。しかし、人生には悩みや困ったことが付きもので、いわば人生のスパイスです。天気と同じく雨の日もあれば晴れの日もある、雨は必ず止むのだと思えば少しは気が楽になります。

 今日は基本稽古のあいまに七面山参道を走りましたが、200mほどの階段でも子供達にとっては大変な登り階段だと思います。空手で身につけた精神力や忍耐力、そしてそれらを支える体力や技が必ず人生の役にたつでしょう。

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